①衰退していく人、会社の特徴とは?

思考一つでいくらでも良くなるし、悪くもなる
人間の行動はまずは思考が大切です
流行っていた店が衰退したり、没落していくのを目の当たりにして
外から見ても、実際自分が利用しても
どうしたら再建できるのか?
どういう改善で持ち直せるのか?
を見てしまうのは経営者の習慣の一つです

ちょっとした事やほんの少しのマインドの転換で出きる事は本当に沢山あって
なぜ、ドツボにはまっていってるのかを判断できなくなるのは
大体過去の成功体験が邪魔をしているからです
過去の成功体験は本当に蜜のように甘いものです
それはまさに自己を肯定してくれる最大の共感者でもあり
キラキラに輝く過去の自分自身でもあります

でも過去のアウトプットが今現在でも通用して
過去と同様の成功をもたらすとは限りません
むしろ足枷となって無限列車へと案内してくれるコンシェルジュになる場合があります 
具体的に何を取り入れていったらいいのか?

まずは<正しい改善をするための心の準備>と
<改善をする意思があるのか>を確認していく必要があります
改善をする意思がない場合は現状維持か衰退のみが待っています

今のままでは将来が見込めない
お客様の支持を得られない
ものが売れない
売り上げが落ちて利益も落ちる
社員は辞めていく
正しい改善をする意思があるとすれば、まだ少しの希望があります
  
今、あなたはどの段階にいるのでしょうか?

②SNSはお金持ちになりたい不安につけ込んだ罠だらけ

マイホームにしても新車にしても買えば気分がいいもんです
新しい服、時計もそうですね
ですが、資本主義というのは売れれば何でもかんでも売ってしまう
恐ろしいものでもあります
自分の意思で買っているのではなく買わされているのです
他人が持っていて自分が持ってなかったら不安になって買ってしまうのです

SNSで高級時計や高級外車を見せびらかしている人を見て
自分もそうなりたい、自分は何で持ってないのか?
みたいに思ってしまって思わずインスタをフォローしていまう
そして後から情報商材を買わされたり
オンラインサロンならぬゴミのような価値しかないものにお金を払ってしまう  
正しい情報ではなくある種の願望を餌にしてます
それだけは回避したいけどすがる気持ちで知らないうちにはまってるんです

マルクスは言いました
資本主義では全てが商品ですと 
裏を返せは金持ちや芸能人や成功者の不手際や失敗や不幸も売れるんです
芸能人のゴシップ、麻薬、自殺、不祥事。。。
ある程度こすったら、次の芸能人、また次の芸能人
鬼滅グッツが売れるとなれば、コラボコラボ
資本主義のその果てには何があるのでしょう?

③金額の大小に関わらずお客様満足は存在する

とにかく<新しいもの>を取り込む、<新しい事>に取り組むのは
私見ではありますが正直リスクでしかありません
わかりやすいのは他社との比較です
圧倒的な資金を持っている大手の店を見ると
綺麗な店舗や最新鋭の設備に目が行きがちです

ですが、お客さんが体感、体験しているのは対費用効果で
支払った額、もしくは支払った額以上の価値を提供できているかどうかです
ディズニーランドのように1万円でも安いと思うものもあったり
スタッフの態度次第で500円でも高いと思ったりと

人間の満足度はお金の大小に関わらず
良いサービスが市場相場より安く供給されているかが最大のポイントです
経営側から見るとその部分の付加価値を創出するかを考えるのが仕事です
なのでむやみやたらと新しいもの、新しい設備に飛びつくのではなく

まずは他社との比較での自社の長所、短所を分析して
長所は安定供給する
短所はとにかく他社の良い点をパクリ取り込み
1センチでも上をいく企業努力をする

これを習慣化する事によって飛躍的な改善と顧客満足を生み出す事ができます  
 
④思い込みからの脱却こそが活路

人間の思い込みは怖いです
思い込みに沢山のエラーがあります
新しくなくても、新しいものでなくても
いいアイデアはたくさんあります
むしろ、古いものや昔からあるものでもいいものは沢山あります

会社の改革も同じでまずはお金をかけずにできる改善が最優先です
大体、設備投資や内装にお金をかけがちなんですが
中心部分のサービスやパフォーマンスがゴミだったら
どんな綺麗な店でもお客様はこないし離れます
なので、大切なのはお金をかける前にするべき事は
まずはコミュニケーションを見直して
自分達が提供出来る価値を再考する事です

⑤コロナ禍で今までの社会がぶっ壊れていく

とんでもないニュースが飛び交っています 
リストラ、赤字、早期退職、閉店
そこには沢山の人の人生が関わっています

ニュースで見るとほんの一列ですが、想像してディープに入っていくと
その人が生きてきた人生や思い描いてきた夢
学校で学んでは大手に就職した事や想像すればキリがありません
戦争と疫病が時代にもたらしてきた事を歴史から紐解くと
まさに今が戦乱狂乱の世の中になっているという事です

その状況を切り抜けるためには見栄もプライドもありません
強さも必要ですが変化に対応し、自分自身や会社を時代に合わせて
アップデートしなければいけません
昨日当たり前だった事が今日当たり前じゃなくなるんです

いつまでもくよくよせずに頭の中を切り替えましょう
絶望の中にも希望はあります
人間の感じ方は人それぞれなので