①20代で感じた資産形成の難しさ

20代でロバートキヨサキの金持ち父さん、貧乏父さんを読んで衝撃を受けました
けど頭で理解できても実際、その資産家になって
負債よりも資産を形成していく事が<簡単ではない事>は<簡単に理解>できました

自分自身が将来どんな人間になってどんなビジネスマンになるのかは漠然としていましたが
真面目に愚直に働いてサラリーを得るという20代毎日のルーティンから
どの辺でパラダイムが変換できるのかを必死に考えていました

ですが人生って本当に難しくてなかなか思い通りにはなりません
本で知識を得て実践するもすぐに成功なんてありえません
そんなラッキーボーイ一度は見てみたいです
そうなるとやっぱり人生の意思決定であり、方向性と習慣が鍵を握ります

お金持ちになる事が全てのゴールだという価値観は
ほんの一瞬の満足感でしかないという事を結構垣間見てきました
美術商という商売柄、沢山の資産家と出会ってきましたが
お金だけ持っていても毎日が退屈で余暇を持て余している人は凄く多いです

ある人は暇すぎて大金を積んで豪華絢爛な金をあしらった家具を特注で作らせたり
夜の街でお金を撒いて回る人も見たことあります
でもやればやるほど虚しさが勝り、心は全く満たされない

逆に孫の成長を見れたり
奥さんと吉野家で紅生姜沢山かけるかかけないかとかジャレあったり
一見他愛もない一瞬に幸せを感じる事だってあります
それも人それぞれの心の持ちようです  

やっぱり、良好な人間関係を構築してより毎日良いコミュニケーションを維持する事が
人生の満足度をUPUPさせていきます

もちろん家族との時間も大切にする事が心が満たされると私は思っています

なのでお金儲けという資本主義のゲーム的な要素も最低限以上しっかり理解しながら
自分自身が人類にとって社会にとって素晴らしいと思える活動をして行く事に
ある種の志を持つ事であったりという美学を40歳を前後に
すごく意識するようになりました

このブログを見てる20代、30代の方に少しでも希望を持てるような文章にできたらなって思ってます

②40代で自分の<死>を意識する

40代で<死>を意識しました
<死>って怖いようですが
死んだら何も感じないので怖いも何もないんですよね

自分が死んだら他の人がどう思うかって事は40代ならではの<死>の意識の仕方で
全く考えてなかったです
自分が自分の人生をどう全うしたか、どう生きたいのかという側面から
自分の人生を見つめ直しある意味開眼したんだと思います

そこから私はいつ死んでも後悔のないように生きようってある日思いました
特に人間関係ですね
もちろん自分がこの世からいなくなっても
会社が素晴らしいコミュニケーションを生み出せる組織体であり続けるには
どうしたらいいのかとか

自分がすべき事、人と人を繋ぐオークションの火を常に灯し続けるには
少しスピリチュアルな表現ですがビジョンが一番大切だと考えました

そのビジョンをさらに具現化してオペレーションに確実に落とし込んで
コミュケーションを生み出す一連の行動が
様々な人たちが集まった企業という一つのアンサンブルの楽譜となります

今、弊社の強みは社内全体、
誰が社長かわからないくらい自主的で自発的です
ある意味このフラットな組織体の中でそれぞれが
この会社にとって必要な事、お客様にとって必要な事を
考えて自分たちで動いて表現する
それをやり続ける事でお客様の信頼をほのぼのと勝ち得て行く喜びを
皆で共有しています

なのでお客様にテキーラを飲まして、シャンパン入れさせて
そんなギラギラした歌舞伎町1丁目ではなくて
 
リュウマチに効きそうなとろっとろのヌルーイ温泉で
度数の低いちょっと辛口の日本酒を1号
ゆっくり飲んでもらって
接客も過剰ではなく、お客さんが欲しい時に静かに現れて
用事が済んだら静かに去っていく
そんな癒しを提供できたらなって思ってます

テキーラとかシャンパンとかって資本主義と見栄と欲望のお子様ランチで
翌日の目覚めも悪く、あー昨日いくら使ってもうたっていう後悔から1日が始まります
えっ、無駄だよねって
でもたまには仲間と飲んで、ワイワイして散財するのも楽しいとは思います

そこに意味を見出そうとするとより一層大きなお金が必要になり
人の不幸に付け込む商売しか思いつかない気がします
なぜかと言うと、昨晩は自分の欲につけこまれてシャンパン開けさせられてますからね 
よっしゃ今度は俺がつけ込んだるってなりますからね
自分の満足感って自分でしか決めれないですからね
のらりくらり生きながらでもいつ死んでも後悔のないように
生きる事は本当に大事だなってつくづく思いました

③教科書と逆の事をすると出世する?

学校の先生は学問を教える存在であり
子供達の未来を明るくするために知識や考え方を教えてくれます

<お金>についてのリテラシー読み書き能力などは全く教えてはくれません
それは日本でいう学校は倫理を基調とし清廉潔白であれという
高貴なる精神も一緒に教える場所でもあるからです

ただ、世の資産家、お金持ちの人たちは何か人とは違う
ちょっとずるい事を思いついたり、ちょっと悪どい事をして
儲けたり出世したりしているように思えます

よく聞く話で政治家は基本責任を取りませんが
その時その時不正があった時、真面目に責任とってたらラットレースから脱落してしまい
総理大臣なんてなれません
その場で出世の道も途絶えますからね

結局、学校の教科書、学校の先生が教えてる逆
責任を他人に押し付けて自分は逃げて隠れることによって
その場をしのぎ出世を勝ち取る構図が出来上がります

<人に責任を押し付けて、自分は渦中から逃げ切れ>とは
教科書には書いてませんから 
悪い奴ほど出世するんです(笑)

教科書には<悪い事をしたら謝りましょう>
<不正をしたらいけません>
<老人や子供には優しくしましょう>
など至極<当たり前>の事を<当たり前>に学びます 

私は反政府ってわけではありませんが
今の日本政府の政策ってこの教科書に書いている倫理感であったり正義感とか
まった織り込まれてません(爆笑)

むしろ飲食店に対して金融機関から融資をストップさせたり(倫理感ゼロ)
ワクチン接種が行き届いてないのに
オリンピックを強行したりで(正義感ゼロ)

医療従事者であったり日本国民の健康や安全考えたら
教科書から導き出すと<中止>だと思いますが
そこにたくさんの金が絡んでて、一部の既得権益がガチガチに絡んでたりで
もう作っちゃた建物を利用せざるえないとか
結局はこれって教科書には載ってない<お金>の話しなわけなんですよね

よって、学校の教科書は至極まっとうな真面目人間を養成するツールで
出世はその逆張りによって昇華されるという
ある意味本音と建前の部分があり
 
<真実だけど言ってはいけない>という所が今絶賛ヒューチャーする必要があって
社会全体が違和感を感じているが
粛々と妙な状況が進行していくというレトリックでファニーな状況が出来上がります

ただ、この資本主義という日本社会で極端に言うなれば
お金がなければ明日はないです
大金がなくても生きてはいけます
ですが社会経済活動をすることによって価値を生み出し
その価値が貨幣という紙切れで具現化される現状があります

学校ではお金の事を教えるのは悪だし常識的にも許されない(と現状なってます)
そして先生達はビジネスマンでも経営者でもなく
子供達に知識を供給して健全に育てる伝道者なんです

教科書に載っていない事はインターネット以前の世界では自分で想像して
自分で調べて、ある意味挑戦と失敗を繰り返しながら経験として学んでいくものでした

ちょっと前振りが長かったですが次章では今後の学校のあり方について考察します

④教科書が要らなくなり1枚のタブレットから世界を見る

成毛眞さんの2040という本を読んで衝撃を受けました
簡単に言うとこの20年で基本的に日本はオワコン(終わり)という内容です

少子高齢化、政策、制度、教育すべてが立ち遅れて
相当生きにくい世の中になっているという

少子高齢化で建物も空き屋がどんどん増えていく
その要因は日本の政策にあってマイホームを買わせてローンを組ませて
その設備投資によって建設業が潤って
稼いだサラリーでローンを返済していくというライフサイクルが
すでに破綻しているという事実です

現状、近所の春日町であったり旧世代が片寄せあって住んでいた地域は
廃屋も多く、どんどん国有地になるも全く買い手がつかず
坪単価も路線価を確実に割り込んでいきつつ
競売でもマークダウン(不落札値下げ)の連発です

高度成長期はやれ進めで家を建てても返済できましたが
今の不透明な社会情勢と社会保障制度、そしてコロナで
若い世代がその高齢者の面倒を見ながら
ローンを返済するって事が現実問題難しくなってきています

そこから見ると新しい建物を建てても
それが資産化されずに負債となる可能性が非常に高いです
ただでさえ少子高齢化する世の中で
将来に相当量の負荷がかかることになります

学校の教科書の件に戻ると
今の世の中ITが発展して、学校にインターネット環境があると
どんな情報だって瞬時にインプットできます
紙媒体の終焉がもう間近に迫っています

日本の学校の教科書は書籍化されていますが
近い未来すべてがタブレットになって電子化されるでしょう

宇宙飛行士になりたかったらNASAやJAXSA発が行する宇宙飛行士の教科書を
タブレットで学ぶでしょうし
海外に留学したければTOEIC過去の試験も1枚のタブレットからインプット出来るでしょう

なので、今すべき事は学校教育、家庭教育の両立であり
そこにオプションで習い事や塾など
お金に余裕がある限り子供に可能性を持たせてあげる事を意識してます
 
子供の家庭での教育であり
家庭でのお金の仕組みの話も結構伝えます

学校におおよそ求める事は建物も大切ですが
教育の中身であり質です
そこが向上すれば確実に優秀な人材を輩出できるからです
建物が人を育てるのではなく教育が人を育てるのです

ITが発展している世の中で発展途上国は自分達で< i phone>を開発しなくても
出来上がった状態で導入できます
これは大学の経済学で学びましたが
先進国の技術を後進国が一気に先端技術や先端機器を導入できるという後発性利益です  

先端技術を拝借して一気に教育レベル上げる事は考え方次第で
なんぼでもできます

その上で、子供には日本の将来って終わってるよって
毎日くらい言っています
それは今以上に厳しくなる日本の未来を想像して
最初に言っておけばある程度準備できると思うからです

 子供にはどうなってもらいたいか
私は自分の好きな事、やりたい事を見つけて欲しいと思っています

ですが、まだまだ情報量が足りないです
沢山の知識を得て、沢山の先生から学び、溢れるような知識の泉の中から
日本の将来、世界の将来、自分の将来を鑑みて

その筒いっぱいの情報量の中から
自分に合った最善でもあり最高の職業であり<やりがい>を
見つけて生きていって欲しいと思います

お父さんも社会に役立てるように頑張ります !(笑)
(でも、ストプリのファンはやめて欲しいです)